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山田一家の紹介

yamadaikka
次男 政行(当時15歳)右から2番目
兄弟で一番いい男だったらしく、辰巳芸者に惚れられていたらしい。
出征のときお祝いに大きな花輪が芸者の本名で送られてきたが、その名字が新妻だったので
近所の人たちが、「政ちゃんは嫁をもらってからの出兵か、めでたいめでたい」と勝手に思い込んでいたらしい。残念ながらその時の写真は大空襲で焼失。
大陸方面で終戦を迎え苦労して帰国、結核になり右肺摘出、戦後は印刷屋を個人で営みひょうひょうとして生きていました。本人から聞いた話ですが。
長年掛けていた保険が戦後満期になって戻って来た金額は、焼酎一杯分だったそうです。
「こうやって戦争を仕掛けて保険屋は儲けるんだよ。」と何度か聞かされたことがあります。
いまも変わりはありませんね。

金繕い・金継ぎ作品3

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