山田 さと (当時44歳)
私のお婆ちゃんです。
当時としては結構余裕のある家庭で育ったらしい、若い頃着物の虫干しをしていると近所の人たちが見学に来るほどだったそうな。
左利きだったらしく、あまり包丁、はさみなどは人前で使わなかったらしい。したがって料理は苦手、考えるに結婚するまでは上膳据膳だったんでしょう。
それが、順次みたいな男に惚れちゃったばっかりに、たけのこ生活をしいられ、引っ越すたびに家が小さくなり、あげくの果ては長屋住い、家業は鉄屑屋。10人の子供を出産し苦労の連続!まっ、人生なんてそんなもんだ。
昭和37年2月他界